2012年1月16日（月）11:30~12:30ソプラノとヴァイオリンの饗宴『愛の詩』コンサートに行ってきました。会場は岐阜県各務原市鵜沼宝積寺町にある大正ロマンウｴディングで有名なサクラヒルズです。今回、宗次ホール提携企画のランチタイムコンサートが行なわれました。プログラムは宗次ホールと同じです。ルーチェスタジオオープンコンサートにご出演いただいたカバｱツオーリ杉浦薫さんがご出演されましたので聴きに行きました。名古屋から名古屋高速道路を経由し約1時間で到着しました。

　サクラヒルズは木曽川河畔に7000坪の広大な敷地を持ち、大型チャペル、後藤別荘、萬松園（川上別荘）の3つのウエディングステージが敷地いっぱいに使って配置されています。

 右の写真は日本における女優第1号の川上貞奴が晩年建立したのが貞照寺です。お参りすると芸事の腕が上がるそうです。

ソプラノ、ヴァイオリン、ピアノの共演は珍しく新鮮な印象を受けました。愛の詩をテーマに11曲とアンコール1曲が演奏されました。コンサート終了後、フレンチランチをいただきました。その後、川上貞奴の別荘「萬松園」を地元ボランティアガイドの説明を聞きながら見学しました。屋根瓦が鋳物製とは知りませんでした。各務ヶ原市登録有形文化財とのことです。一見の価値はあると感じました。

【レポート：馬淵彰】

名古屋都心で最後の大規模開発といわれる「ささしまライブ24」（中村区平池町）の開発が行なわれています。ルーチェスタジオはこの平池町と隣接する大正町にあります。ささしまライブ24地区の避難場所として大正町には米野公園が現在整備されています。ささしまライブ24で働く18000人の避難所となるそうです。

「ささしまライブ24」は名古屋駅南側にある旧国鉄笹島貨物駅跡地と中川運河周辺を含む地区を指します。1937年（昭和12年）貨物専用の笹島駅が開設され隣接する中川運河の舟運とともに物流の拠点としなってきました。

 しかし、トラック輸送の発達と国鉄の分割・民営化により1986年貨物駅が廃止されました。バブル崩壊のあと長らく放置されてきましたが、2005年愛知万博のサテライト会場として使用されました。2008年1月保留地・市有地を活用した開発事業者決定され、2009年6月JICA（国際協力機構）中部国際センターが開業しました。

2012年4月には愛知大学新名古屋キャンパスが開校します。

ささしまライブ24地区からJR関西線、近鉄線をまたぐ人道橋が完成し名古屋駅まで近くなりました。また、自動車の通行可能なアンダーパスが建設中です。

【レポート：馬淵彰】